セルフで出来る姿勢改善法
こんにちは!整体師のリュウです。
普段から、肩こりや腰痛にお悩みのビジネスパーソンは多いと思いますが、
肩こりや腰痛にならないようにするには、
やはり「姿勢」が重要です。
逆に言えば姿勢を良くすることが出来れば、肩こりや腰痛はかなり軽減出来ますので、
今回の記事では、
「セルフで出来る姿勢改善法」をお伝えします。
先に結論から行ってしまうと、
・首の上
・骨盤
・足首
この3点の関節を動かすだけで、姿勢が整います。
その理由。
その方法。
を下に記していきます。
◯姿勢の基準
そもそも、どんな姿勢がいい姿勢か知っていますか?
整体の現場でも、
「私姿勢悪いんですー」
と言ってくる患者さんは多いですが、そのほとんどが、
なぜ姿勢が悪いと思うのか…
どんな姿勢になれば良いのか…
ということを知らないでいます。
医学的に正常な姿勢とは以下の通りです。
「くるぶしから床に対して垂直のラインを引いた時、そのライン上に膝・骨盤・肩・耳の穴の中心が通過する状態」
みなさん出来ていますか?
鏡で見ただけでは分からないと思うので、横向きで全身の写真を撮って線を引くと分かりやすいです。
◯姿勢はどうやってコントロールされているか
では、人間の姿勢はどうやってコントロールされているか知っていますか?
様々な要素がありますが、その中でも重要なのが関節の中にある神経の働きです。
全身の関節内には神経があって、この神経が姿勢を感知するセンサーの役割をしています。
例えば目をつむった状態でも、体を右に傾けたら「傾いているなー」って分かりますよね?
これは、センサーが姿勢の状態を脳に情報として送っているからです。
そしてこの情報を元に脳は姿勢の微調整を行なっているので、
右に傾いてると脳が判断すれば、脳からの指令でそれを修正することで体をまっすぐに保つことが出来るのです。
ですから、デスクワークが多かったり運動不足が続くと関節が硬くなり、
関節が硬くなると、関節内のセンサーがエラーを起こしやすくなるので、
姿勢の調整がうまくいかなくなることで、姿勢はどんどん悪くなっていくのです…
◯関節を動かして、センサーを正常に!
上記のことから、関節が硬くならないようにすれば姿勢を良く出来ることがわかったと思いますが、
その中でも重要になるのが、
・首の上
・骨盤
・足首
の3つの関節です。
なぜかというと、関節の中でもセンサーがより多く含まれているのがこの3箇所だからです。
この3つの関節を積極的に動かすことで、姿勢を良くしていきましょう!
<方法>
①骨盤の関節
骨盤の関節は、足を前後に動かすことで効率よく動かすことが出来ます。
立った状態で壁に手をつき、そのまま足を振り子のように前後に振りましょう。(片足づつ)
なるべく脱力した状態で振ることで、他の関節に影響することなく動かすことが出来ます。
②足首の関節
ここはシンプルに足首を上下に動かせばオッケーです。
どうしてもデスクワークが多いと足首が固定された状態が続くので、気がついたら定期的に足首を動かしましょう。
また、革靴などを履いていても硬くなるので、デスクワーク中は革靴を脱ぐのも良いかもしれません。
③首の上
首の上の関節とは、首と後頭部の境目の部分です。
ここだけは、ピンポイントで動かすのは難しいので、マッサージで補いましょう。
首と後頭部の境目で、崖のようになっている部分を揺らすように押してください。
下にようなグッズがあればやりやすいかもしれません。
これらを行うことで関節の硬さが取れ、姿勢を調節するセンサーが正常化することで姿勢の改善を図ることが出来ます。
回数や頻度は、デスクワークや運動不足が続いた時は小まめに行うのが良いでしょう。
感覚だけでは分からないかもしれませんが、
やる前とやった後で写真を撮ったりすると、かなりの確率で姿勢が良くなっているのが分かりますよ!
(変わらない場合はやり方が間違っているか、別の問題で姿勢が悪くなっている可能性あり)
ぜひ姿勢を正して、肩こりや腰痛が出ない体を作り上げてください!
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