60分マッサージがビジネスのパフォーマンスを下げる?
こんにちは!整体師のryuです。
ハードに仕事をするビジネスパーソンの中には、定期的にマッサージでメンテナンスを行う方もいると思います。
そういった方に絶対やめてもらいたいのが、60分や90分などの長時間のマッサージを受けることです。
そのような受け方を定期的にした場合、ビジネスにおけるパフォーマンスが下がるかもしれないからです…
これから、その理由をお伝えします。
◯「大前提」パフォーマンスを上げるには脳が活性化している状態
これは何と無く想像つくと思いますが、もしビジネスにおけるパフォーマンスを上げたいのなら、脳が活性化している状態を作らなければいけません。
脳が活発に働くことで、新しいアイデアや行動が生まれます。
では、脳が活性化している状態はどうやったら作れるのか?
そのキーワードは「刺激」です。
脳は、電気信号によって活動しているのですが、その活動は何らかの刺激によって活発化されます。
例えば、何か感動するようなものを見たり、新しいものに触れた時というのは、脳に多くの刺激が伝わるので、機能が活性化されます。
そして、継続的に脳に刺激を与える要素として「筋肉・関節の動き」も挙げられます。
筋肉や関節を動かすと、その刺激が脳に伝わり脳が活性化されます。
長時間のデスクワークを行うと、だんだん集中力が切れてきたりパフォーマンスが落ちるのを感じると思いますが、あれは体を動かさないことで筋肉や関節からの刺激が入らなくなり、脳の機能が低下しているのです。
ですから、日常的にはやはり運動は重要です。
◯なぜ60分のマッサージが悪いのか?
筋肉や関節が硬くなると、そこからの刺激が脳に行かなくなるので、最低限のマッサージは効果があります。
しかし、問題なのが長時間それを受けるということです。
僕自身、整体院で施術を行うことがありますが、60分以上のマッサージを定期的に受けている方は、異常なまでに筋肉が硬くなっています。
なぜかというと、筋肉はマッサージなどの外力が加わり続けると、防御反応で硬くなってしまうからです。
こうなってしまうと、負のループに陥ります。
マッサージのしすぎで筋肉が硬くなる
↓
脳に刺激が行かなくなり、パフォーマンスが落ちる
↓
マッサージに行って、一時的に改善させる
↓
マッサージへの防御反応ですぐに硬くなる(もしくはもっと硬くなる)
↓
パフォーマンスが落ちる
という具合です。
こうなってくると、常に脳が活性化していない状態になるので、このような方の特徴としては、
・強く押しても感じない
・何と無くぼーっとしている
・脳が機能していないから、マッサージ以外にも刺激を求める(コーヒー、酒、タバコなど)
こんな状態になります。
◯ではどうすればいいのか?
基本的にオススメなのはやはり運動です。
自分で体を動かすことが、一番脳に刺激が行きますし、結果的に筋肉もほぐれます。
それでも取れないコリや痛みは、何か不具合を生じているかもしれないので、部分的に整体の施術を受ければ十分です。
整体院にいて印象的なのは、自己管理が出来ずにパフォーマンスが上げられない人は、整体に依存して高頻度で来院します。
しかし、自己管理が出来てパフォーマンスを上げられる人は、月に1回メンテナンスとして来られる方が多いです。
そして、施術するべきポイントも少ないです。
そんな受け方が理想じゃないかと、個人的には思っています。
◯まとめ
・脳に刺激を入れることが、パフォーマンスアップに繋がる
・脳への刺激で影響力が高いのが、筋肉・関節からの刺激
・長時間のマッサージは筋肉を硬くして、脳への刺激を減らす
・結局は運動するのが一番。月に1回プロにメンテナンスが理想
体を良くする仕事をしている僕ですが、結局自分で運動するのが一番というところに落ち着くんですよね…
↓ブログ村ランキングに参加しています↓