辛い肩こりの原因を一発で見つける方法
こんにちは!整体師のryuです。
デスクワークが多いビジネスパーソンは、肩こりがつきものですよね?
今日は、そんな肩こりを起こしている原因を一発で見つける方法をご紹介します。
原因さえ分かれば、そこにアプローチするだけで肩こりを軽減することができ、肩こりが減れば仕事の効率もグンと上がるでしょう♬
<方法>
①まず、座った状態で首を前後左右に動かしてみて、どの動きで痛みやツッパリ感、または詰まったような感じがあるか確認してください。
②首の動きを確認したら、お腹の脇にある腰骨の位置を確認して下さい。
③腰骨の位置が確認出来たら、腰骨から指三本分内側のところに、指を置いて下さい。(人差し指、中指、薬指)
④指を奥に押し込むように力を入れ、そのまま上下に動かして下さい。(結構強めに)
⑤それを、20〜30秒間続けたら、反対側も行います。
⑥最初に行なった時と同じように、首を前後左右に動かしてみて下さい。
⑦もし、最初に行なった時よりも首の動きがスムーズになるようなら、普段感じている肩こりの原因は、腰骨の内側にある筋肉が原因です。
◯デスクワークの弊害
デスクワークが多くなると、どうしても座っている時間が長くなります。
座っている状態は、股関節の筋肉を硬くし、その中でも特に負担がかかるのが「腸腰筋」という筋肉です。
腸腰筋とは上半身と下半身を繋ぐ筋肉で、主に姿勢を支える役目をしています。
この筋肉が硬くなると、姿勢を支えられなくなるので、結果的に「猫背」になります。
猫背になると、首が前に突き出た状態になり、突き出た角度が強くなればなるほど頭の重さを首や肩で支えなければならず、結果的に肩こりになってしまいます。
(頭の重さは平均5キロ。首が前に10度傾いただけで、頭の重さは12キロまで増えてしまう)
◯肩を揉んでも肩こりが治らない理由
肩こりを起こす原因は悪い姿勢(猫背)が考えられますが、猫背を生む原因が「腸腰筋の硬さ」だとしたら、どれだけ肩を揉んでも肩こりは良くなりません。
なぜなら、肩をほぐしたところで、腸腰筋が硬いせいでまた猫背になるからです。
ですから、肩こりが起きづらい状態を作るには、猫背を防ぐ必要があって、猫背を防ぐには腸腰筋が硬くならないようにしなければいけないのです。
◯腸腰筋をほぐす方法
腸腰筋をほぐすには、検査で押した部分をマッサージすれば良いのですが、腸腰筋はかなり深いところにあるので、手だけで押すのは結構疲れます。
オススメは、テニスボールなど硬めのボールを強く押し当てて、ゴリゴリマッサージしてあげる方法です。
これなら、強く深くマッサージすることが出来ます。
どうしてもデスクワークが続くとすぐに硬くなってしまうので、1時間に1回ぐらい出来たら最高です。(1回に行う時間は1〜2分でも大丈夫です。こまめにやるのが重要)
ただ、本来であれば座る時間を減らすのがベストではあるので、もしデスクワークを行う上での環境を変えられるのであれば、それも一つです。
◯まとめ
・腸腰筋を刺激して首肩の動きが楽になる場合は、腸腰筋の硬さが肩こりの根本原因
・肩をマッサージでほぐしても、肩こりは治らない
・猫背にならないように、こまめに腸腰筋をマッサージするのが、肩こり解消につながる
普段、整体の仕事をしていて、腸腰筋の治療をしただけで首肩の痛みや動きが劇的に変わると、患者様に驚かれます。
痛みや不調は、仕事の効率低下にもつながり、国家レベルでいうと1兆円を超える経済損失を生みます。
出来るビジネスパーソンは、健康管理も重要な仕事の一つだと思いますので、もし検査で反応が出た場合は、ぜひ実践してみて下さい。
【整体師×管理職×営業職】 整体師ryu
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